【重要】犬が吐く・嘔吐したときの病気の見分け方と対処法まとめ! | ファミペット
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【重要】犬が吐く・嘔吐したときの病気の見分け方と対処法まとめ!

【重要】犬が吐く・嘔吐したときの病気の見分け方と対処法まとめ!

飼い主

この前から愛犬が吐くようになった…。何かの病気かな?病院に行った方がいい?とにかく吐くとき苦しそうだから、何とかしてあげたい…。

愛犬が突然吐いたり、何度も嘔吐したりしたら、何かの病気なんじゃないかと心配ですよね。(;´д`)

食べたものを吐くこと自体は、体内の異物を外に出すという正常な反応なので過剰に心配することはありません。
ただし、吐き方や吐いたもの、その後の愛犬の様子によっては病気が隠れている可能性があります。

つまり、すぐに病院で診てもらわなくてはならない場合もあるということ。

そこで今回の記事では、愛犬が吐いたときの対処法として、「様子を見る」か「病院に連れて行くべき」かの正しい見分け方を解説していきます。

ぽん

また、犬が吐く原因から吐き方、嘔吐物の色、考えられる病気までも全部まとめてみました!

犬が嘔吐・吐いたときの対処法

嘔吐・吐いたときの対処法

ワンちゃんの吐き方や吐いた後の様子によって、「しばらく様子を見る(緊急性なし)」「病院へ連れて行くべき(緊急性あり)」かどうかの見分け方があります。

特に問題なければいいですが、病気だった場合は正しく見分けて早急な対処が必要になります。

愛犬が吐いたとき、それぞれのケースで当てはまる症状がないか確認してみてください。

【緊急性なし】しばらく様子を見るケース

【緊急性なし】しばらく様子を見るケース

  • 一度だけ吐いた(短時間に1〜2回)
  • 白色や透明、黄色の泡・液体を吐いた
  • 元気はある
  • 食欲はある
  • 草を吐いた
  • 乗り物に乗って吐いた
  • 下痢はない
  • 嘔吐物に異臭はしない
  • 他におかしな様子がない

上記に当てはまる場合、生理現象としての症状(一過性の嘔吐)である可能性があります。

とにかく、吐いた後も元気があるか、食欲はあるか、他に症状がないかが重要です。
普段通りでケロッとしているのであれば、とりあえず様子をみてあげてください。

とはいえ、吐いたことは心配だと思いますので、また吐かないための対処法をあげておきます。
もし何か異常を感じたら、念のために病院で診てもらってください。

対処法

  • 空腹の時間を減らすために食事回数を増やす(1日の量はそのまま)
  • 胃腸を休ませるために半日〜1日ほど絶食させる(水は必要)
  • 道端の草はできるだけ食べさせない
  • 消化のよいフードにしてあげる

【緊急性あり】すぐ病院へ連れてくべきケース

【緊急性あり】すぐ病院へ連れてくべきケース

  • 繰り返し吐いてる(食事のたび、定期的に吐くなど)
  • 元気がない
  • ぐったりしている
  • 食欲がない
  • 下痢をしている
  • 嘔吐物に血が混じっている
  • 嘔吐物から異臭がする
  • 他におかしいな様子がある

上記のひとつでも当てはまる症状があると、病気の可能性があります。

犬の吐く・嘔吐という症状は、数多くの病気から引き起こされます。
獣医師さんでも状況だけでは判断が難しく、病気かどうかは検査をしてみないと分からないものです。

病気の場合は自宅では治療できません。(ここ重要!)
飼い主さんが何の病気かを考えたりするより、すぐに病院へ連れていきましょう。

病院に連れて行く際に、必要な対処をまとめてみました。

必要な対処

  • 吐いた状況(食べたもの、食後から吐くまでの時間、吐いた前後の様子)をメモする
  • まず病院に電話で相談する
  • 嘔吐物をビニールに入れて持っていく(必要か聞くこと)
  • 獣医師さんの指示に従う

吐き方や吐いた色による違い

吐き方や吐いた色による違い

犬の吐き方吐いた嘔吐物の色によって、ある程度の判断ができます。
知っていると知らないでは誤った判断をする危険性があるので、飼い主として必ず知っておくべきです。

それぞれ違いをまとめてみました。

吐き方の違い

犬の「吐く」という症状にも少し違いがあって、「嘔吐」もそのひとつ。
吐き方によってどの器官に問題があるのか、見分けることができます。

嘔吐(おうと)
胃で消化中のものを吐き出すこと。食べてから吐くまで時間がかかる。ある程度消化されている食べ物と胃液や胆汁も一緒に出てくる。繰り返す場合は病気の可能性が高い。
吐出(としゅつ)
胃に到達する前に吐き出すこと。食べてすぐ力強く飛ばすように吐き出す。胃に到達していないので、消化されていないものが出てくる。吐出を繰り返す場合は、喉や食道に病気がある可能性が高い。
嚥下(えんげ)困難
うまく飲み込めずに吐き出すこと。頭部をかしげて食べる、いつまでも噛む、咳、むせるなどで吐き出す。胃に到達していないので、消化されていないものが出てくる。口腔、喉、食道に何かしらの原因がある。

ぽん

どんな吐き方だったのか飼い主さんが区別できれば、獣医師さんに重要な情報として伝えられます。

吐いた色の違い

次は吐いた嘔吐物の色の違いです。
飼い主さんでも見分けやすく、吐いた瞬間を見ていなくても判断しやすいです。

ただし、食べたものによって色が混ざっててよく分からないことがありますし、見落とす可能性もあります。

他の症状と併せて見ることが大切なので、単純に嘔吐物の色だけで対処しないでください。

透明、白色
泡立った白っぽい液体は胃液。
ニオイはほとんどしません。吐いた状況や症状にもよりますが、様子見で大丈夫です。
黄色、黄緑色
本来は小腸で消化を助けてくれる胆汁。
色の他に酸っぱいニオイが特徴です。空腹や食べすぎ、飲みすぎなどで胃の中に胆汁が逆流したことで吐き出します。こちらも吐いた状況や症状にもよりますが、様子見で大丈夫です。
緊急赤色、茶色、黄土色、黒色
吐いたもの(ドッグフードなど)によって分かりにくいが、血液。
体内の器官のどこかで出血している可能性があります。血液は時間が経つと黒くなるので、黒色に近いものを吐いたら緊急事態です。すぐに病院で診てもらってください。

ぽん

胃液(透明、白色)や胆汁(黄色、黄緑色)は空腹時に吐き出すことが多いです。

犬が吐く5つの原因

犬が吐く5つの原因

ワンちゃんのような四足歩行の動物は、胃が横向きなので吐きやすいといわれています。
ちなみにニャンコもよく吐きますね…。

でも、吐いた原因がはっきり分からないと不安ですし、その原因によって対処法も変わるので知っておくべきです。

犬が吐く原因は多いですが、大きく分けると5つ。

  • 空腹・食べすぎ
  • 防衛本能・生理現象
  • 不安・ストレス・酔い
  • 異物の誤飲誤食
  • 病気

空腹・食べすぎ

ワンちゃんが吐く原因として一番多いのが、空腹か食べすぎで吐くパターンです。

空腹が長時間続くと胆汁が胃に逆流して、その刺激で嘔吐を起こしています。(胆汁嘔吐症候群)
特に、夜ご飯から時間が空いている朝に吐いてしまうことがよくあります。

食べすぎ・飲みすぎは消化能力を超えてしまうことで嘔吐を引き起こしています。
早食いも同じ理由ですね。

ぽん

空腹や食べすぎなどの嘔吐は、食事管理をしている飼い主さんが注意さえすれば防ぐことができます。

防衛本能・生理現象

吐くという症状は、体内から異物を外に吐き出すための正常な防衛本能です。
そのため、腐ったものや身体に合わないものなどに反応して吐き出すことがあります。

全部出すのに何度か吐くこともありますが、吐いた後は元気であれば大丈夫です。

また、草を吐くのも生理現象といわれています。
吐き気や胸焼け、胃酸過多を起こしているときに草を食べることで、刺激を与えて吐き出しているんです。

ただし、草は胃炎の原因にもなりますし、道端の草は糞尿で汚染されている可能性もあるので、あまり食べさせないほうが良いです。

不安・ストレス・酔い

引っ越し、模様替え、生活環境が変わった、餌が変わった、怒られた、運動不足、長時間の移動などなど。
ワンちゃんは様々な理由でストレスや不安を感じます。

その結果として体調や気分が悪くなって、吐いてしまうことがあるんです。
ストレスによる症状は嘔吐以外にもたくさんあるので、判別は難しいかもしれません。

乗り物酔いのせいで、吐き気が起きるのは人間と一緒ですね。

異物の誤飲誤食

消化できない・中毒性のあるものを誤って飲み込んでしまった場合、異物を吐き出そうと嘔吐を引き起こします。
ぶどう、飴、キシリトールガム、医薬品、タバコ、ゴミ、ホウ酸団子など。

誤飲誤食した異物を全部吐き出せればいいですが最悪の場合、腸に詰まって腸閉塞を起こしてしまうこともあります。
また、食べたものによっては中毒を起こして命に関わることも。

細かいものや飲み込みやすいもの、中毒性のあるものはワンちゃんの届かないところに必ず置いてください。
ゴミ箱を漁って何かを食べてしまったという事例はホントに多いです。

ぽん

こちらは犬が中毒を起こす食べ物をまとめた記事です。合わせて読んでみてください。

病気

何かの病気の症状として吐いているケースです。
吐く・嘔吐を引き起こす病気は数多くありますので、状況だけで特定するのは困難です。

身体の弱い子犬や老犬、吐く以外に症状がある場合は、病気の可能性が高いので必ず病院で診てもらってください。

吐く・嘔吐した時に考えられる犬の病気

吐く・嘔吐した時に考えられる犬の病気

吐いたり嘔吐したりした時に考えられる病気をまとめてみました。
ここで挙げた病気はあくまで一例ですが、参考までに。

消化器系 食道炎、胃腸炎、胃捻転、胃潰瘍、膵炎、腸閉塞、腫瘍、幽門部の狭搾、回虫症
感染症 パルボウイルス、ジステンパー、レプトスピラ、コロナウイルス、伝染性肝炎
内臓系 がん、腎不全、肝不全、糸球体腎炎、アジソン病(副腎皮質機能低下症)、肥満細胞腫、腹膜炎、尿毒症、子宮蓄膿症、緑内障
その他 熱中症、アレルギー、糖尿病、悪性リンパ腫、鼠径(そけい)ヘルニア、免疫介在性溶血性貧血(IMHA)

ぽん

高齢の老犬となると身体の機能が低下しているため、吐いてしまうことはよくあります。
病気以外でも様々な要因が考えられますので、まずは検査をすることです。

犬の吐く・嘔吐によくある事例

犬の吐く・嘔吐によくある事例

吐いてしまった状況や行動は、ワンちゃんによって様々です。
ここではよくある事例をまとめてみました。

毎朝、白色や黄色の泡や液体を吐く

夜のご飯から空腹が長時間続いているのが原因と考えられます。

夜ご飯を少し遅めに食べさせるか、食事量はそのままで複数回に分けて(夜ご飯と夜食みたいに)食べさせてみてください。

新しいドッグフードに替えたら吐いた

新しく替えたドッグフードが、ワンちゃんの体質に合わない可能性があります。
まずは前のドッグフードに戻してみて、変化があるか試してみてください。

もし戻しても吐くのであれば、胃腸を休めるために絶食させるか、消化がよくなるようにフードをふやかして食べさせてみて。

早食いするのでよく吐く

早食いは消化にも悪く、喉を詰まらせる危険性もあるので直した方がよいです。
早食い対策用のお皿があるので、そちらを試してみるといいですよ。

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吐く途中で飲み込んでしまう

もし吐いたら飼い主さんが片付けますよね。
ワンちゃんからしたら「吐いたら取られる!」と思っているかもしれません。

吐き出すまでワンちゃんの見えないところで見守って、うまく吐けたらワンちゃんから見えないように片付けてみてください。

もし異物を飲み込んでしまっている場合は、病院で吐かせてもらうこともできます。

吐いた後のご飯や食事はどうしたら?

消化のしやすいようにふやかしたフードを少し与えてみてください。
また吐くことがなければ、徐々に量を増やしていつものご飯まで戻してみます。

空腹で吐いたわけでなければ、胃腸を休ませるために一旦絶食させるのも効果的です。
もし病気の可能性がある場合は、獣医師さんの指示に従ってくださいね。

ドッグフードのふやかし方はこちらで解説していますので、ご参考までに。

【まとめ】犬が吐いたときはきちんと見分けて

【まとめ】犬が吐いたときはきちんと見分けて

犬が吐いた・嘔吐した時に、緊急性があるかどうかの見分け方から原因、考えられる病気まで解説しました。

吐いた前後の犬の症状をみて、病気の疑いがあるかどうかを見分けることが大切です。
とにかく吐いたら「いつも通りの元気はある?食欲はある?他に症状はない?」と体調の変化をみてあげること。

それだけでも病気のサインを見つけることができます。
愛犬の小さな変化を見逃さないように、毎日でも体調チェックをして健康維持できるように支えてあげてくださいね。

ぽん

最後まで読んでいただきありがとうございます(*´ω`*)
ワンちゃんが苦しそうに吐いてると、ホント心配でしょうがないですよね…。
飼い主さんがしっかり見極めて、早く楽になれるように対処してあげましょう!

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