老犬がご飯を食べないときの6つの対処法!適切な食べさせ方と飼い主ができること | ファミペット
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老犬がご飯を食べないときの6つの対処法!適切な食べさせ方と飼い主ができること

老犬がご飯を食べないときの6つの対処法!適切な食べさせ方と飼い主ができること

飼い主

うちの子は老犬になったせいかご飯を食べない…。食欲ないのかな?でも食べないと心配…。どうしたらいいの?

高齢になったワンちゃんがご飯を食べないとなるとすっごく不安ですよね。。

老犬で食べないとなると体力も落ちてしまいますし、何より病気が心配です。
すぐに何とかしてあげたいと焦る気持ちもありますが、まずはなぜご飯を食べないのか理由・原因を見分けること。

食べない理由が分かった上で、適切な対処が必要です。

こちらの記事では、老犬が食べない理由と対処法、適した食べさせ方までまとめてみました。

ぽん

ワンちゃんがいつものようにご飯を食べて元気になってくれるために、ぜひお役に立ててください!

老犬がご飯を食べない理由と見分け方

老犬がご飯を食べない理由と見分け方

高齢になった老犬がご飯を食べないのは主に2つの理由からです。

  • 【理由1】老化・加齢によるもの
  • 【理由2】病気によるもの

老化や病気によって食欲は低下してしまいます。
どちらかの理由を見分けるためには、毎日のスキンシップや体調・様子をチェックしてくださいね。

それぞれ詳しく解説していきます。

【理由1】老化・加齢によるもの

私たちも同じですが、犬も高齢になるにつれて食欲が落ちるのは自然なことです。

犬は人間の6倍の速度で年をとるってこと知ってますか?
シニア期が始まる犬の6〜7歳は、人間でいうと大体50歳くらい。

「見た目は老犬に見えないよ?」と思うかもしれないですが、体内は確実に老いています。
実際に以下のような老化症状から、食欲が落ちて食べなくなっているんです。

  • 基礎代謝の低下
  • 運動量が減る
  • 関節や足腰が痛くなる
  • 消化・内臓機能の低下
  • 味覚・嗅覚が落ちる
  • 噛む力が弱くなる
  • 飲み込む力が弱くなる

簡易的ではありますが、食べない理由が老化によるものなのかの見分け方をまとめました。

見分け方

  • おやつは食べる
  • 水はちゃんと飲む
  • 外見的に異常はない
  • 体重は変わってない
  • 下痢・嘔吐・多尿などはみられない
  • 動かない・寝たきりではない

ぽん

実際には病気かどうかの判断は難しいので、病院でスクリーニング検査することをおすすめします。

スクリーニング検査とは?

病気の早期発見のために、病院でスクリーニング検査(身体全体を広く浅く検査する方法)をすることをおすすめします。犬の健康診断みたいなものですね。

検査項目や病院によりますが、費用は大体1万円くらい。

【スクリーニング検査項目例】
身体検査、血液検査、レントゲン検査、尿検査、便検査

老犬がかかる病気の進行速度はかなり早くなります。
できれば年に一度、年齢を重ねるごとに半年・数ヶ月に一度と間隔を短くするといいですね。

【理由2】病気によるもの

ほとんど食べないといった食欲不振は病気の初期症状としても多くみられます。
分かりやすいのは他に異常な症状があるかどうか。

ただ、初期段階では他の症状が出にくい病気もありますし、素人では分からないことが多いので、愛犬の様子が変と感じたらまず病院で診てもらうのが一番です。

一概には言えませんが、食べない理由として病気の可能性がある見分け方をまとめました。

見分け方

  • 食べない以外の異常な症状がある
  • 全く何も食べない
  • 水も飲まない
  • 体重が減っている
  • 動かない・寝たきり

ぽん

ワンちゃんが高齢になってきたら定期的な獣医師さんの検査やアドバイスは必須です。

老犬がご飯を食べない時の6つの対処法

老犬がご飯を食べない時の6つの対処法

高齢のワンちゃんがご飯を食べない時にできる対処法をまとめてみました。

具体的には「ご飯のニオイを強くする・食べやすくする」ことがポイントです。

病気による食欲不振の場合は、試す前に必ず獣医師さんのアドバイスをもらってくださいね。

  • 【対処1】フードを温める
  • 【対処2】白湯でふやかす
  • 【対処3】野菜スープや鶏の茹で汁を混ぜる
  • 【対処4】トッピングする
  • 【対処5】ウェットフードに変える
  • 【対処6】別のシニア用フードに変える

【対処1】フードを温める

ドッグフードを電子レンジなどで温めてみてください。
フードを温めることによってニオイが強くなり、食いつきがよくなるからです。

温める際は、ワンちゃんが火傷しないように人肌程度に冷ましてあげてください。

【対処2】白湯でふやかす

白湯(お湯)でドッグフードをふやかすのも効果的です。
温まるのでニオイが強くなりますし、フードが柔らかくなるので噛む力が弱くなった老犬でも食べやすくしてあげられます。

また、白湯を飲ますと胃腸が良くなる効果もあります。
こちらもワンちゃんが火傷しないように注意してくださいね。

【対処3】野菜スープや鶏の茹で汁を混ぜる

細かく砕いた野菜スープや鶏肉の茹で汁をドッグフードに混ぜてあげます。
フードのニオイが強くなりますし、野菜やお肉の風味が合わさるので、食いつきが抜群に良くなります。

与えすぎは禁物ですが、この方法はうちの老犬も喜んで食べてくれましたよ。

【対処4】トッピングする

ドッグフードにトッピングを加えることで食いつきが良くなります。

どれも与えすぎは身体によくないので、少量(10%程度)にしてあげてください。

  • 鶏ささみ(茹で)
    筋肉維持のためのタンパク質。鶏肉は消化にもよい。
  • さつまいも
    消化しやすい食物繊維が豊富。
  • りんご(すりおろし)
    甘みがあり食欲が増す。腸内環境をよくするペクチンが豊富。
  • キャベツ
    酵素や抗酸化作用のビタミンCが豊富。サッと茹でるか生で。
  • アスパラガス(茹で)
    血流をよくするルチン、疲労回復するアスパラギン酸を多く含む。
  • 豆腐やおから
    抗酸化作用のサポニンを含み、肝機能を保護する効果がある。
  • 無糖ヨーグルト
    腸内環境をよくする乳酸菌が豊富。
  • 犬用ヤギミルク
    食欲を増し、消化吸収しやすい。
  • ウェットフード
    柔らかくて食べやすい。水分も一緒に取れて消化にもよい。

ぽん

冷蔵庫から出した冷たいままではなく、少し温めてあげるといいですよ!

【対処5】ウェットフードに変える

硬いドライフードより、柔らかいウェットフードに変えてあげるのも効果的です。
老犬が不足になりがちな水分も一緒に取れますし、何より食べやすいです。

ただし、ウェットフードは「一般食(補助食)」が多いので、必要な栄養が取れる「総合栄養食」を選んでください。

【対処6】別のシニア用フードに変える

いつものドッグフードを食べない場合は、別のシニア用フードに変えてみてください。
味覚・嗅覚が落ちているので、食の好みが変わっていることがあります。

消化吸収がよく良質なタンパク質(肉・魚)をたっぷり使っているドッグフードがおすすめです。
おすすめのシニア用ドッグフードもご紹介しておきますね。

ピッコロドッグフード

年齢とともに食が細くなってしまうシニア犬のために、少量でも栄養がたっぷり取れるように作られた『ピッコロドッグフード』。
チキンとサーモンの高品質なタンパク質が豊富で、筋肉の動きや身体づくりをサポートしてくれます!

素材は全てナチュラルで品質の良いものだけを使用しているので、消化の負担が少なく、安心して食べさせられます。

デイリースタイルシニア犬用

獣医師自らが開発したドッグフード『デイリースタイル』。
獣医師として25年以上も培ったキャリアが詰まった、究極のドッグフードです。
子犬からシニア犬まで、各ステージに合わせて必要な栄養をバランス良く摂ることができます。

「食欲が戻った」「自分から進んでご飯を食べるようになった」など、食いつきの良さが好評で、シニア犬の飼い主さんから大人気の一品です。

老犬に適したご飯の食べさせ方

老犬に適したご飯の食べさせ方

老犬になると食生活が変わるので、正しい食べさせ方をまとめてみました。

筋肉を維持するために、良質な動物性タンパク質(肉・魚)はたくさん食べさせてください。

適切な食事量や回数

犬のボディコンディションスコア(BCS)と体型

食事量はボディコンディションスコアを参考に、ドッグフードの給与量と見比べて調節してください。
食事量というよりは栄養バランスに注意が必要ですね。

シニア初期(6〜7歳)
運動量の低下で太りやすいので「低カロリー・低脂肪」
シニア後期(9〜10歳以降)
消化機能の低下で痩せやすいので「高カロリー・低脂肪」

あまり食べない時は、1回の食事量を減らして回数を増やしてあげてください。
そのほうが消化機能に負担がかかりにくいです。

水分も注意

老犬になると活動量が少なくなるので、水分を飲む量が減ります。
飲む量が減ってしまうと尿が濃くなりますので、尿路系の病気にかかりやすくなります。

多尿や下痢、嘔吐をしていたら多くの水分を失っていますので、きちんと水分を取らせてあげてください。
ご飯に水分を足してあげると一緒に取れるのでおすすめです。

犬が1日に必要な水分量の目安はこちらです。
1日に体重1kgあたり100mlを超えている場合は、逆に飲み過ぎなので病気の可能性があります。

2kg 190ml 9kg 580ml
3kg 260ml 10kg 630ml
4kg 320ml 15kg 850ml
5kg 370ml 20kg 1060ml
6kg 430ml 25kg 1250ml
7kg 480ml 30kg 1440ml
8kg 530ml 35kg 1610ml

引用元:飼い主のためのペットフード・ガイドライン(環境省)

お皿の高さ・姿勢

お皿の高さは低すぎても高すぎても足腰や首に負担がかかります。
地べたではなく高さの調節できる餌台を使ってあげてください。

個体差があるので明確な高さの基準はありませんが、「自然に立って少し首を下げるくらい」が理想的です。
あと、ご飯のお皿が動かないように滑り止めもつけて。

もし、ご飯を食べてすぐ吐いてしまう場合は飲み込む力が弱くなっています。
食事中や食後は頭を高い位置で保てるように、しばらく姿勢を支えてあげてください。

ワンちゃんの状態に合わせて、少しでも楽な姿勢で食べられるようにしてあげましょう。

老犬が食べないのはもしかして長くない?余命は?

老犬が食べないのはもしかして長くない?余命は?

犬は死期が近づくと、身体が準備をするためにご飯も水も全く口にしないということがあります。

ただ、食べないというだけで長くないとか余命がいつとかいえないもの。

嫌がっているのに無理に食べさせるのもよくないので、獣医師さんと相談して対処すべきです。
気をしっかり持って、愛犬のためにできるだけのことをしてあげてください。

食べない老犬にしてあげられるたった1つのこと

食べない老犬にしてあげられるたった1つのこと

病院でも診てもらっているけど、「他に何かしてあげられることはない?」と考えますよね。

できることと言えばたった1つだけ。
ただ近くで一緒にいてあげることです。

弱っているワンちゃんも不安を感じています。
飼い主さんが一緒にいてくれるだけで、十分に安心できるんです。

元気が出るようにたくさん声をかけたり、優しく撫でてあげましょう。

【まとめ】老犬がご飯を食べないときは食べやすくなる工夫を

【まとめ】老犬がご飯を食べないときは食べやすくなる工夫を

老犬が食べない理由と対処法、適した食べさせ方まで解説しました。

食べない時の対処法だけもう一度挙げますね。

  • 【対処1】フードを温める
  • 【対処2】白湯でふやかす
  • 【対処3】野菜スープや鶏の茹で汁を混ぜる
  • 【対処4】トッピングする
  • 【対処5】ウェットフードに変える
  • 【対処6】別のシニア用フードに変える

老犬が食べなく理由としては、老化か病気かのどちらかによるものです。
理由がどちらにしても大切なのは、普段から愛犬の様子をじっくり見て変化にすぐ気づくようにすること。

たくさん食べて元気になってくれるように、根気よく手伝ってあげましょう。

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